『恐怖の岬』(1962)をマーティン・スコセッシ監督がリメイクした『ケープ・フィアー』(1991)は、復讐に燃える主人公を演じたロバート・デ・ニーロさんの怪演も相まって、ただの勧善懲悪ではない映画に仕上がっています。

主人公のマックス・ケイディは、刑務所の中で体を鍛え上げ、法律の書籍を読み漁り、出所時には弁護士なみの知識を身につけました。

ケープフィアー デニーロ タトゥー

法律を学ぶ過程で、かつて自分の弁護を担当した弁護士が、ケイディに有利な証言をあえて提出せず「悪党だから」という理由で刑務所送りしていたことがわかります。

出所したケイディは、この弁護士と家族に対して、法にギリギリふれない程度の嫌がらせを始めるのですが、やがてどんどんエスカレートしていき…。

ケープフィアー タトゥー Tシャツ

鍛え上げた肉体に「復讐するは我にあり」など聖書の引用を刻み、背中には巨大な十字架を象った天秤が彫られています。その姿は、スクリーン上で圧倒的な存在感を放ち、このタトゥーも最高のマクガフィンです。

平凡社新書『イレズミと日本人』の「世界のタトゥー映画」という章では、この『ケープ・フィアー』が『イースタン・プロミス』『メメント』とともに取り上げられています。

マックスタトゥー 長袖Tシャツ体を鍛えなくてもデ・ニーロ アプローチが味わえます。恐怖岬に沈んだ復讐鬼のタトゥーを描いた長袖Tシャツ。

記憶をタトゥーに刻み、ジョン・Gを忘れるな記憶を10分しか保てない主人公レナードが、体に刻んだタトゥーとポラロイド写真を頼りに、妻を襲った犯人を追う『メメント』(2001)。時系列をシャッフルして見せる、クリスト…

『イースタン・プロミス』のタトゥーに込められた意味ロシアンマフィアを描いた『イースタン・プロミス』では、彼らは犯罪歴をタトゥーで体に刻み、履歴書がわりにしています。胸と膝の星は「決して倒れず、跪かず」という決意を表したも…

#タトゥー をDIGれ!