『ダイ・ハード』(1988)は、アクション映画の金字塔です。
画期的だったのは、主人公ジョン・マクレーン刑事が、無敵のヒーローではなく「生身の人間」であること。マクレーン刑事は、テロリストが占拠したナカトミプラザで、傷つき文句を言いながらたったひとりで奮闘する。
テロリスト側に裸足であることを気づかれ、ガラスがばら撒かれた床を血まみれで走り抜け、体に消火ホースを巻きつけ屋上からダイブするなど、肉体的なアクションが圧倒的なリアリティで描かれていました。
また、アクション一辺倒ではありません。マクレーン刑事の台詞は茶目っ気があり、敵からマシンガンを奪うだけでなく、クリスマス・イブだったのでサンタ帽と「マシンガンは頂いたぜ!ホー、ホー、ホー!」というメッセージまで添えて送りつけます。演じたブルース・ウィリスさんの真骨頂です。




