マクガフィンとは、物語を動かすための「装置」である。
登場人物にとっては命懸けで奪い合うほど重要なキーアイテムだが、物語の構造上は、その中身が何であるかは重要ではない。Wikipedia
これを、『パルプ・フィクション』(1994)で考えると、ビンセントとジュールスが奪い返しに行った「アタッシュケース」が、それにあたります。
ふたりの雇い主であるマーセルス・ウォレスにとっての「大切なもの」という情報だけで、劇中で中身は明かされません。ただ、ケースを開けた瞬間にあふれ出た黄金の光を見たビンセントやパンプキンの恍惚とした表情から、とてもつもなく「ヤバいもの」だと伝わります。
ビンセントベガが、プロダクトを「マクガフィン」と呼ぶのは、他人にとってはただの財布や衣類でしかないものが、スクリーンの中にある「自分だけの物語を動かす装置」だと定義したからです。
ビンセントベガ


最高の「マクガフィン」とは? | パルプフィクション 財布
ビンセントベガが考える「マクガフィン」の定義が、「自分だけの物語を動かす装置」だとした場合、最高のマクガフィンは、なにか? 『パルプ・フィクション』(1994)でジ...
