2023年に、映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)に登場する、俳優リック・ダルトンが90歳で亡くなったと、タランティーノ監督が発表しました。
1970年代のハリウッドを舞台にした映画には、シャロン・テート、スティーヴ・マックイーン、ブルース・リーなど、実在の人物も多数登場しています。
リックは、レオナルド・ディカプリオさんが映画で演じた「架空の俳優」ですが、彼の死に関してもちゃんと発表するというのが、タランティーノ監督らしい、キャラクターへの愛情を感じますね。
映画では、自宅に侵入したマンソン・ファミリーたちを返り討ちにしたうえに、『マクラスキー14の拳』で使用された火炎放射器でカリカリにしちゃってました。これによって、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のユニバースでは、隣に住むシャロン・テートたちは殺されずに、リックとの交流が始まるところで物語は終わります。
タランティーノ監督自身が手掛けた小説版では、その後のリックとクリフについても言及されています。「対決ランサー牧場」で共演した、子役とは思えない俳優魂を持ったトルーディ・フレイザーとは、大人になってからも交流は続き、彼女がオスカー候補になった際には、リックは喜びのメッセージを出しています。
また、リックのスタント・ダブル(アクションシーンを代演する俳優)にして最高の相棒であるクリフ・ブースについても小説では深堀りされていて、映画では片鱗しか見られなかったダークな部分が描かれています。ぜひ、映画を気に入ったら小説版も読んでみてください。
NETFLIXでデヴィッド・フィンチャー監督が手掛ける『クリフ・ブースの冒険 / The Adventures of Cliff Booth』が発表されました。ぜひ、この映画にも俳優リック・ダルトンが登場してほしいです!
